私がコーヒーを飲み始めたのは中学一年生くらいの時だと思います。しっかりと覚えていないのですが、最初はコーヒー好きの父が飲んでいるものを一口もらうことからでした。父の影響もあって、私は今も昔もブラック一択です。母はすごく甘党でミルクたっぷりのラテを淹れて毎朝飲んでいます。こちらもたまに飲むと甘くて美味しい。
本格的に、自分でお金を払ってコーヒーを飲みに行ったり、カフェで働くようになってコーヒーの違いや歴史などに気づくことが出来るようになりました。コーヒーが好きになるにつれ、1日に飲む頻度も高くなっていったわけですが、私の体にはこれがあまり良くなかったようです。(病院に行って検査をしてもらったというわけではないのですが、私がコーヒーについて勉強したこと、実際に経験したことについてシェアできればと思います。ご了承ください。)
私の生活のルーティンというほどではないですが、朝起きて自宅でコーヒーを淹れて一杯。昼からカフェに行って作業する時に一杯とそのお代わりをいただくのでもう一杯。帰り道に飲みながら一杯。というふうに、私は1日に2〜4杯のコーヒーを飲むことが多いです。
ある時友達とカフェでコーヒーを飲みながら話していて、作業もしつつだったのでいつも通り2杯目もオーダーし飲み干しました。そして一緒に電車に乗って帰宅していたのですが、電車に乗ったくらいから少し頭がクラクラし、体にだるさを感じました。そういえば、カフェで作業をしている時から足が少し痺れていたような。家についてからも作業の続きをしたかったのですが、手の震えも出てきて全く進まず。
はじめは、この日偶然、体調が悪かったのではと思ったものの発熱などの症状はなく。一晩ゆっくり休むと次の日には治っていたので、普通通り過ごしていました。
しかし、コーヒーを飲むことが多いこの生活を送っていると、また同じようなことが起こりました。
他の環境要因や食生活についても心当たりないか考えましたが、1日に多く摂取しているコーヒーが原因なのではと思い始めました。
調べてみると、コーヒーに含まれているタンニンという成分が、私たち体の中にある鉄分の吸収を阻害してしまうそうです。つまり、過剰に摂取することによって貧血のような症状を引き起こしてしまうことから、手足の痺れや体のだるさに繋がるのです。
また、こういった症状はコーヒーを多く飲むと全員に出るわけではないようです。お酒に強い人、弱い人がいるように、コーヒーの場合は、体内でカフェインを分解するのが早い人、遅い人で違いがあります。そして、一番大切なのは、これは病気ではなく、性質であるということ。
私の場合は、カフェでのコーヒーのおかわりをやめ、一日に飲むのを多くても2杯までとすることで上手に向き合うことができています。しかし、前述の通り、これは性質であり、さらに過剰に症状が出る方もいます。コーヒー以外にもお茶やココアにもカフェインは含まれており、どれくらい飲んでいいのか・飲むことができないのかも人それぞれです。
おうち時間やカフェ利用が多い人はぜひ、自分自身がよく飲むものについて成分をチェックしてみてください!自身の体にあった飲み物選びを!