目指せ、ソーセージ職人!

今日はおうちでソーセージを作ってみました。その手順などを紹介します!今回使用した材料は記事の最後にまとめています。

こちらは今回使用した材料と道具です。

ひき肉に混ぜるスパイス類は家にあるものを使いました。自分の好きな味のソーセージを作れるのでいいですね!

写真にはありませんが、この他にひき肉800g、砂糖30g、塩20g、氷水200gを使用しています。

絞り袋に、スパイス類を混ぜてこねたひき肉を詰めて絞り出すのですが、生クリームなどと比べてかなりかたいので、絞り袋はビニールのものより繰り返し使えるものを使用する方が良いです。絞り袋に取り付ける口金はソーセージ用のものがありますので、そちらを使いました。

ボウルにひき肉やスパイスなどを入れてよく混ぜます。ここで、肉の温度は15℃以下をキープすることが最大のポイントです!肉の温度が15℃以上になると、肉同士の結着が悪くなってしまい、出来上がった時にソーセージというより、茹でたハンバーグのようなボソボソした感じになってしまいます。15℃以下をキープしながら、ひき肉に粘り気がでるまでしっかりこねます。

さて、自作ソーセージになくてはならないのが、「腸」です。

腸と聞くとなんか生々しいですが、詰め物をいれるので「ケーシング」と呼ばれたりもします。

ソーセージ用の腸はこのように塩漬けにされており、長期保存ができます。今回使用したものは常温2ヶ月保存でき、冷蔵庫内では6ヶ月も保存できます。

塩漬けの腸は水に20分程度つけて塩抜きをします。写真は塩抜きが終わって、口金に取り付けているところです。

絞り袋に腸をセットして、ひき肉を詰めたら、腸の先端を結んで腸詰開始です!手がぬるぬるになってしまう上に、ひき肉の送り出し速度には気を使います。写真は撮れませんでした。

詰め終わったものがこちらです。だんだん、それっぽくなってきました。

詰め終えましたら、腸を好きな長さで捻り、捻ってできた輪の中に片方のソーセージを通すと、ほどけずに写真のような状態になります。市販のウインナーが少し曲がっているのはこうやって捻っているからなんでしょうね!

捻り終わったら、輪っか部分に菜箸などに冷蔵庫で少し乾燥させます。こうすることで、結び目がくっつきます。また、もしもこのあと燻製するのであれば、触ってベタつかないくらいまで乾燥させておくと薫香がついてよりおいしく仕上がります。

乾燥が終わったら70℃くらいのお湯で15〜20分程度茹でます。沸騰したお湯で茹でると肉がかたくなってしまいます。ですが、しっかり火を通さないといけないので、弱火でじっくり茹でます。

茹で上がりましたら氷水に入れて冷やし、表面の水気を拭き取ったら完成です。表面に焼き目がつくくらい焼くと、より美味しくなります。

今回作ったレシピでは、ちょっと砂糖の量が多い気がして甘かったかなと思いました。次回は砂糖を減らしてスパイスをより入れて作ってみます。

自分の好きなスパイスを入れられて、好きな味に仕上げられるのは手作りならではですね!

皆さんも、おうち時間に手作りソーセージを作ってみてはいかがでしょうか。

** 材料 **

・羊腸 4m  
・ひき肉 800g
・氷水 200g  
・塩 20g
・砂糖 30g  
・お好みのスパイス 8g(今回はハーブソルト、パセリ、にんにくをいれました)


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